旗艦不在のウィルコム艦隊

ITmedia +D モバイル:“京ぽん4代目”これまでとの違いは?――「WX320K」の進化ポイントを探る (2/2)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0702/16/news118_2.html

さて、そこで気になるのがハイエンド機WX310Kの後継モデルだ。WX320Kで対応した新機能に加え、より高機能なカメラやマルチメディア機能、Bluetoothや外部メモリ、FeliCaチップ、GPSなどを搭載した「全部入り」の京ぽんは登場するのだろうか?

 西村氏は、「そうしたハイエンド端末の要望は寄せられており、ニーズがあることは承知している」と話す。ただ、どういった機能を搭載するのか、いつごろ登場するのかを含め「まったく未定」ということだった。WX320Kを使いながら、その登場を心待ちにしたい。

フラグシップ機 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E6%A9%9F

フラグシップ機(フラグシップき、Flagship Model)とは、ある分野で複数の製品を製造販売するメーカーの商品群中、そのメーカーの象徴的存在となる製品、若しくはメーカーが持てる技術の総力を揚げて取り組んだ製品を指し、フラッグシップ・モデルとも、もしくは単にフラッグシップ/フラグシップともいう。時事用語の一つとして用いられ、IT関連商品以外に家電品・自動車・オートバイ等の価格帯に幅の存在する商品群の位置付けとして用いられることがある。

海軍において艦隊司令官が坐乗する艦を旗艦(フラグシップ、flagship:旗は司令官坐乗を意味する)といった事から、こう呼ばれるようになった。通常、そのメーカーの最高価格品である場合が多い。

「0円でも売れない」 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070118/117191/

モバイルつれづれ日記 | 売れる機種とハイエンド機種
http://dawnpurple.blog25.fc2.com/blog-entry-717.html
【インタビュー】ユニークでなければ、勝ち残れない - ウィルコム 近義起副社長 (3) チャレンジを繰り返せ! (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/02/07/willcom/002.html

「競合」である携帯電話については次のようにみている。
「いまや、GSM(Global System for Mobile Communications)規格の端末が最も普及し、10億台以上が出回っている。世界中には、電話をみたこともない層が少なからずいる。市場で売られている端末は、単に通話ができるというようなものが実は多い。3G(第3世代)の携帯電話ばかりというような国は異常ともいえる。本来は、使いやすいことが基盤であり、ショートメッセージのメールが使えて、ディスプレイ画面は白黒の、コストの低い端末が一番多く売れている。ノキアサムスンなど、世界市場で有力なメーカーも、そういうところから高い収益を上げている」
「一方、日本では、高速化、マルチメディア、あれもこれもと、高機能化が進んでいる。海外と日本で、一つ共通点があるとすれば、よりいっそう電波が端末に『染み込み』やすくしようという点あたりだろうか。そうすれば、基地局の数は減らすことができる。われわれのW-OAM(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)規格は、内外どちらのニーズにもマッチしているので、日本だけでなく、海外でもよく使われるようになるのではないかと思っている。日本の状況だけをみて、PHSの発展を考えてはいけない。世界のニーズを観察していかなければならない。あまりにも、世界の携帯電話と日本のそれは違う。日本の通信事業者の要求は、低機能のベクトルにはあわせにくくなっている。機器ベンダーは日本に本社があるとつらいかもしれない。世界市場で大規模なベンダーは3G、4Gを手がけてもいるが、何億台も売れているのは、ローエンドの端末だ」

ウィルコムに自筆で要望を伝えるページヽ(`Д´)ノ
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