.bz2(と.7z)のナゾ

週はじめ、やっぱり暇。
ちなみ直属上司は今日はお休み。
UNIXもいぢることが増えるから、テキストエディター「Vi」の使い勝手にも慣れておくか…。
というわけでWindows上で動くVi系ソフトでは、はてなでも名高いvimを落としてきたわけだが…。

vim-6.4.006-w32j.tar.bz2 って、bz2って拡張子は何!?

@IT:拡張子が.bz2のファイルを展開するには(Red Hat Linux 9編)
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/453expbz2rh9.html

Linuxでよく使う圧縮形式か…。cygwinのtarコマンドで展開した。

@IT:拡張子が.bz2のファイルを圧縮・展開するには(CUI編)
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/454expbz2cui.html

Windows用のソフトなんだから素直にlzhかzipにしてくれればいいのに、あまりメジャーでない圧縮形式使うのは厨房避けのつもりなのかな?余計に教えて君がうざくなるだけだと思うんだけど…。

こないだも角二板の俺の常駐スレで「.7zなんて展開できないよ、.zipでくれ」「.7zぐらい展開しろ厨房」という2chでは珍しくない揉めた光景を見たばかりなのだが…。
あ、俺がU101で使っている展開・圧縮ソフト「lhaz」は.7z(7-zip)にも.bz2(bzip2)両方対応してるんだ。

というわけで圧縮率を比較してみた。

vim-6.4.006-w32j.tar.bz2(3.59 MB (3,772,182 バイト)))
を展開したファイル(ファイル数 1079 フォルダ数 24 合計11.7 MB (12,285,773 バイト)
を再度zipで圧縮したら…。4.73 MB (4,966,645 バイト)になった。確かに圧倒的差があるな
7zip形式では2.84 MB (2,986,767 バイト)になった。

…うーむむむむ。

結論。
通常のzip形式よりbzip2形式は圧縮率が高い。
7-zip形式はさらに高い。

圧縮フォーマットの優劣は圧縮率だけでは図れない、圧縮データーにリカバリーコードが含まれてデータの破損に強いとか、低いCPU負荷やメモリ使用量など計算機資源で圧縮・展開できるとか、MacLinuxなど幅広いプラットフォームに対応しているか、分割や暗号化に対応しているか等等等も考えるべきだろう。でも人との受け渡しの際は普通のZIPにしないといろいろ面倒だけど、自分の保存用には7-zip圧縮は良さそうだな

7zip をコマンドラインから使って圧縮(Landscape - エンジニアのメモ)
http://sonic64.com/2005-11-08.html

  • 7zip で作った zip ファイルは互換性もあるし圧縮率も高い

7zip は独自形式の 7z 形式ばかり注目されがちだが、一般的な zip や bzip2 や gziplzh の圧縮もできる。また、7zip で作成した圧縮ファイルは、一般的なファイル圧縮ツールで圧縮したものよりもサイズが小さくなるという特徴を持つ。もちろん、一般的なファイル圧縮ツールで生成した圧縮ファイルと互換性がある。他のツールよりも圧縮に時間をかけて、より圧縮率が高くなるようにしているとのこと。

えぇぇぇ、圧縮ファイルのフォーマットってそうなの?音や映像のエンコのように奥が深いな…。


…いつの間にかvimとかViのことはどうでも良くなっている自分に気がついた(焦。