蓋(フタ)閉めたぐらいでいちいちスリープモードに落ちるなよ。

John_Kawanishi2010-07-06

いつからだろうか、ノートPCって「蓋」しめるとスリープするのが当たり前というかデフォルトになったのは。
Windows 7にしたらこのThinkpadもそんな状態というか動作をするようになったので設定を変える…あれ?Windows 7だとどこで変えるんだ?Lenovoのユーティティーからやればいいのか!?
レノボ電源管理」を起動して…。

共通省電力設定→イベント
■すべての電源プランに設置を適用する。
コンピューターを閉じたとき:
スリープ

何もしない


そしてさらに…、

■簡易設定の有効化
詳細設定→簡易復帰の設定
■コンピュータが閉じられたときワークステーションをロックする


モニターパネルを閉めても、スクリーンロックだけはかかるようにした。
これでわずかでも離席したり、隣の部屋にでも持ち運ぶときのセキュリティ対策はばっちりだ。

バッテリー駆動中は蓋閉めようが開けていても、キーボードとか操作してない状態が続くとスリープ→休止状態と以降するようにしているし、
AC駆動中は蓋を閉めていてもスリープにも落ちずに稼働し続けるようにしている。

その状態でネットワーク経由でのファイルのコピーとかネットからのダウンロードとかさせている事ってよくあるじゃん。

…という使い方していると驚かれた事がなんどもあるんだよなぁ。
「どこの通信カード使っているの?」といきなりPCカード抜かれて「え?まだ電源入っているの?」と言われたり。


■山田祥平のRe:config.sys【IDF特別編】■ワイヤレスが変えるノートPCの使い勝手
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0404/config204.htm

そういえば、IDFの会場では、ノートPCを半開きの状態で、セミナー会場となる部屋を往来する参加者を数多く見かけた。たぶん、ノートPCを閉じてしまうと、スリープに入ってしまい、次に使うときに不便なのだからだと思う。バッテリでの稼働時間が長くなった副作用だとも思う。開けばスリープが解除されるのだが、再び、パスワードの入力が必要だから、それがめんどうなのだ。かといってスリープしないように設定しておくと、普段の使い勝手が悪くなる。

…あれ?オレって全く真逆の使い方している?スリープ状態からの復帰に比べたらパスワード打つのなんて煩わしくもない気がするんだけどなぁ…。

ぼくの場合は、基調講演の会場でメモをとりながら写真も撮影するといったことがあり、一眼レフカメラとノートPCを頻繁に持ち替える必要があり、そのたびにスリープしていては使いづらく、かといって、ノートPCを開きっぱなしで、狭い足下に置いておくのは危険だ。そこで、その切り替えをするバッチファイルを作り、クイック起動に登録してある。Vista標準のpowercfg.exeというコマンドラインユーティリティを使えば、特定の電源プランの特定要素をコマンドで切り替えることができる。クイック起動に登録したアイコンは、Windowsキーと数字キーの組み合わせで起動できるので、一回のクリック、あるいは、1回のショートカットキー操作でディスプレイを閉じたときの振る舞いを切り替えることができる。レノボThinkPadでは、新ユーティリティで、ディスプレイを閉じてからスリープに移行するまでの遅延時間を指定できるようになったそうだが、そういうニーズが確実にあるということなのだろう。

「蓋を閉めたらスクリーン(パスワード)ロックはかかるけど、ネットの切断やスリープ状態への数分猶予を持たせる」という動作はLenovoの電源管理の賜か…。


オレの場合、一般的なユーザーに比べてノートパソコンの開け閉めの回数は、倍以上は多いのかもしれない。
だからかな、使うマシンのどれも、いつのまにかヒンジが壊れて修理に出すことが多いのは…。