ネタバレにもなっていない「ヱヴァ新劇場版」を見て来た話

  • 一体、我々に再び何を見せようとしているのか?
  • そして、我々は何故再び見に来たのだろうか?

今更かよ!と思っていたエヴァ改めヱヴァの映画を見てみたいと思ったのは、竹熊健太郎Blogのナゾの書き込み(笑)を読んでからだ。
たけくまメモ : “アレ”を見てきた
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_dc8d.html
また公開初日が9月1日という「映画の日」で¥1000で見られる事もああってだが。
早速木場の109シネマズに行ってきたんですが…。

…。あぁ〜ずるいな…映画に限らずファミコンゲームソフトとか、またそのゲームミュージックCDとかとにかくリメイク物の類だよ。
あぁあの時はまだ学生で云々で、あんなことがあってあんな楽しいことやあんな事で悩んでいていたんだよな…あのときもっとアレをしておけばとかアンな事やってなければ。…俺、一体この10年なにやってんだろう…。
作品の内容とは別に、自分がそれを見た歳とか時代とかがフラッシュバックしてくるんだよな…。12年だか10年ぶりにエヴァの新作映像を見に来たというより、10年前の自分に会いに劇場に来たようなものだよ。

そういえばあの時付き合っていた彼女どうしていたんだろう…もう結婚して子供も何歳だったか…
という話が出来ないのが非モテのつらい所ダネ(涙。振られても片思いでも恋愛してたら人生また違っていたのカナ?閑話休題
そんな想い頭の片方で巡らせながら、全編新作映像「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を見ていたわけだが、
このリフレイン感覚は25年前の「Zガンダム」の劇場版見てても起きなかったのに…。10数年という時間とか「エヴァ」という作品特有のものか、それを学生最後の歳に見たという個人的なタイミングが大きいからだと思うが。
当時地元のパソ通のBBSやらオフ会でエヴァなどの当時放映中のアニメとかで語り明かしていたんだよな…。ちょうど学校からアクセス出来るようになっていたインターネットから、NetNewsのfj.animeとかでもエヴァに関する設定やナゾの考察が盛んで、放映が進むことに一つのナゾや設定が明らかになり、さらに別のナゾが深まるといういったのがリアルタイムで進んでいたよな…。

しかし竹熊先生って、今「ヱヴァ」を見たこの俺ぐらいの歳で、12年前の「エヴァ」を見てあそこまでヒステリックに心酔だか熱狂だかしてたんだ…。「エヴァ」ってそんなに凄かったんだな…。