UFJ銀行グループLinux導入の舞台裏 01:41(おいっちょの日記)

http://d.hatena.ne.jp/masashi_oikawa/20040929#1096476096

Linuxのバグもありました。負荷が高くなるとkswapdと呼ばれるカーネル・プロセスが暴走し,Linuxがハングする現象です。米国を視察した際にも,kswapdは障害が起きやすいので注意したほうがいいとアドバイスを受けていたのですが,こちらでもテストフェーズで多発しました。アドバイスを受けていたパッチを適用することで発生しづらくはなったのですが,更に根絶するためにカーネルパラメータ設定変更を何回も試して最適値を見つけました。この問題の解決までに1カ月以上かかりました。

こ、この問題って…。
◆Updated kernel packages fix security vulnerability(レッドハット | サポート)
http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHSA/RHSA-2004-437J.html
で解決している
◆Bug 117902 - kswapd consumes a large amount of CPU for an extended period of time
http://bugzilla.redhat.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=117902
の問題なのか!?

2ちゃんのRHELスレでも「悪いことはいわんからkernelは2.4.9-e.49に上げろ」「kswapdのバグが修整されているから」って言われたんだよな…。
@nifty:デジタル用語辞典:kswapd
http://www.nifty.com/webapp/digitalword/word/038/03874.htm
大事な役割をするプロセスだかkernelの機能らしいのだが、なんかよく問題を起こすらしい。
去年の2月頃にも「kspwadのバグを解消して、パフォーマンスの低下を解消しました」って言っていて、また最近のkernelでも「kswapdがCPUの時間を食いつぶす問題が解決しました」っていうんだもんな…。
◆最新のカーネルではkswapdのパフォーマンスの問題が解決され、最新のドライバが組み込まれました。(レッドハット | サポート)
http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHBA/RHBA-2002-319J.html

このころのRedhatは、ちゃんとバグ情報とかエラッタとか翻訳してくれてたのにな…。