「でんそくん」が動かない。

ソフトウェアの寿命は長い。作った方の想定を超えて長い、それは2000年問題の時思い知ったはずじゃん。

128Kbpsはでるはずの「AIR-EDGE(x4)」で50kbpsしかでないのは基地局からの電波が弱いからなのだろうか?と思っていたら、ケータイ情報サイト「AIR-internet-EDGE」に電解速度計測ソフトが公開されているのに気がついた。
電界測定支援ツール「でんそくん」
http://www.phs-mobile.com/densoku.html
http://www.phs-mobile.com/obj/densokuG.gif
そう、今になってだ…。
VAIO U101に入れてみた…動かない!!
要VB5.0!?えXPで動くの?ぐぐって見つけた「MSCOMM32.OCX」を同じフォルダに入れてみたら立ち上がりはしたが…。

文字化け?、しかも計測結果が出ない…。
よくみたらこれはAH-G10専用の「でんそくんG」だった。元祖でんそくんはダウンロードしても404になっているし…。

オレだってまさか21世紀も10年近くたってまだエアエッジ使っているとは思わなかったよ!!もう次世代PHSでワイヤレスなブロードバンドぐらい出来てると思ってたのに…。
ソースがあれば.netにでも移植出来ないかなぁ?リバースて出来ない(焦)いや出来ていたら商用アプリの開発に使われないか。VBなんて2000年問題で全廃したと思ったのになぁ…。

しかし「でんそくん」は、今でも意外な使われ方をしていた!!

2ch臨時地震板 AIR-EDGEスレ+
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これまでにも何度か書いたように電測自体は関連データ収集の一環として2004年10月から始めていたわけですが、当時は単純に「でんそくん」を手動で操作しての電測でしたので、これを完全に自動化するのはかなり難しいのでは?と思ってました。それは何故かと言うと、手動で「でんそくん」を動かす場合はこのソフトのウインドウ内で以下の操作を実行しなければならないからです。

「測定場所」クリック
「東西位置」右クリック&ペースト(文字入力→300)m
「南北位置」右クリック&ペースト(文字入力→300)m
「見通し環境」クリック(プルダウンメニュー)&選択(屋内一戸建て)
「ポートオープン」クリック
「電測開始」クリック

          • 約30秒間電測を実行-----

「ポートクローズ」クリック
「削除」クリック(データ削除)
「追加」クリック(次回電測の準備)
※でんそくんはあらかじめ「連続測定:10回、測定間隔:3秒、最大測定局数:20局」と設定

この一回分の一連の動作を自動化した上で、更に24時間継続させるのは
素人の自分にはかなりハードルが高いなぁ〜と思っていたわけです。でも試しに「画面上の任意の場所を自動でクリックできるフリーソフト」なんてないかなと、フリーソフトを探す時にいつも使ってるVectorで調べてみると。。。「AutoClick!」というソフトが出て来ました。
この「AutoClick!」は画面上の任意の座標を指定して左クリック・右クリック等の動作を自動で出来る上、秒単位で一連の動作をプログラム出来るという中々の優れもの。実際「でんそくん」を画面左上の角に表示した状態(でんそくんの表示場所は常に固定)でこのソフトを使ってみると、座標指定や動作設定など最初の設定はちと面倒なものの、そこさえ間違えなければきちんと動いてくれました。
しかしこの「AutoClick!」だけで長時間自動で電測を続けると段々とソフトの起動時間がずれてくることが判明したため、今度は任意の時間に指定のソフトを起動・終了できるタイマーソフト「Trasche」を使って15分間隔で「AutoClick!」を起動・終了するようにしました。

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おぉぉぉ。かなり涙ぐましい事をやられいるご様子。
あぁ、XP/Vista/7で使えるW-SIM対応の電界強度計測ソフトて無いのかな…。