オレと秀丸エディタ
昔、ワープロソフトをよく使っていた。PC-9801とかの頃だ。一太郎とか、いろいろ。ワープロで文章を打って、テキストで書き出す。そうやってテキストファイルを作っていた。
ところが、巷には「テキストエディター」というものがあるらしいと聞いた。やはり当時の話。聞くところによると、それは元来、プログラマーがプログラムを書くために使うもので、軽くて使いやすいらしい…という。まあ、ワープロはシロウトの使うもので、「テキストエディター」を使うって、なんかカッコ良さそう。
「えっ、テキスト打つにのワープロ使ってんの？ ええ、信じらんなぁい。ワープロは重いし、使いづらいじゃん。エディターだよエディター。テキストエディターを使わなきゃあ…」みたいなことをまわりの人に言ってみたい。
軽くて、便利で、手放せない、シンプルなテキストエディター（第39回） | 日経 xTECH（クロステック）
何を今更ｗと思うような事かもしれないけど、パソコンを文章で書くツールといったら「ワープロ」ソフトをまず思い浮かべる人が今は多いんだろうなぁ
（「テキストエディタ」とか「テキスト」ファイルなんて概念がそもそも理解できない、みたいな人が）
というわけでどんなわけで、この数日は他の人作業用PCでTelnetで入っていろいろ操作したりする作業をやっていたわけだが、やはりテキストファイルの編集に「メモ帳」を使うとストレスがたまってくる。
メモ帳でどうやるかは聞いてねえよ
VistaになってもEUCを読み書きできない冴えないモテない使えないWindowsフォルダの永久凍土notepad.exe、今時タブすらついてない驚くばかりの独自性を誇る精神遅滞のIE6。これらをフルに使ったとしても、仕事の効率は下がる一方だろう。例えば数分かけて秀丸なりFirefoxなりOperaなりSleipnirなり入れた環境を3ヶ月使い続けたときに比べて、総仕事量はどっちが多いの？ さあレッツ4000YEN！
はてな匿名ダイアリー
今回ムカついたのは、UNIXの改行コードを認識しない事だったかな、今更「LF」と「CR+LF」の違いぐらい吸収しろよ！。未だにFTPコマンドに「ASCIIモード」があって、そっちがデフォルトになっているのはオメーのせいだろ!!。
というわけでこの作業用PC、既にTeratermやらOffice2007まで入っているんだから、俺が「秀丸エディタ」ぐらいつっこんでも今更いいだろう。と思いつつも止めたのは。なぜ「秀丸エディタ」なのだろうか？
「フリーのテキストエディタソフトなんていくらでもあるのに、なんで秀丸エディタなんて使ってるんですか？」、とよく聞かれるが、俺がWindowsを使い出した頃には他に無かったんだよ！としかか答えようがない。
「\4000もするんですか？」て\4000でも安い方だったんだよ!!。MIFESとかVzエディターなんか幾らしたと思ってるんだ!!!。
当時のWindows 95の「メモ帳」は今のよりも酷くて「64KB以上のサイズのテキストファイルを開けない」という超糞仕様だった。
そんな制限のないNT4.0から「notepad.exe」を95にコピーしたけどエラーが出て動かなかった記憶がある。
Windowsを使い出してまず最初にやったのが、当時のディファクトともいえる代表的テキストエディタの「秀丸エディタ」の導入と送金登録だった。
価格は、消費税率 5 % の場合の税込価格です。 将来、税率が変更になった場合は、価格もそれに 応じて変更になります。
秀まるおのホームページ(サイトー企画)−価格(ご購入後のバージョンアップは無料)
オレなんかまだ消費税3％の頃に払い込んだのに、最新版のバージョンもそのまま使えるんだよ!!さらに消費税が上がる前に送金登録したほうが得だよｗ
世紀も変わりWindowsも95・98、NT4.0にXP、Vistaと変わりつつも、それら時代の流れにあわせたか、バージョンアップを続け、ついに昨年はWindowsに先駆け「バージョン７」に数えるまでなり、最新版は2008/08/07公開の「7.09」で64bit版も登場した。
一度レジストしたら、そのまま新しいバージョンの秀丸エディタも使い続ける事ができる。
「○○ってソフトならEUCやUnicodeも文字化けせずに開けるよ！」と言われて乗り換えに挑戦してみたが、安定性だか操作性の違いに違和感を覚えて苦心しているうちに、秀丸エディタの方がバージョンアップで文字コードの自動認識機能が改善されてまた使い続けることにした。というの事もあった。
カラー表示、アウトライン機能、単語補完や複数のファイルにまたがって単語の検索や置換まで行えるGrep機能など進化を続けるため、今更フリーのテキストエディタに乗り換えたり調べたりする起きなくなる。
それが実に悩ましく、今困っているのだ。（つづく？
