不謹慎とはおもいつつ、護身用グッズを探してしまった。

防具

拳銃の所持が一切認められない我が国においては、「防弾」よりも「防刃」性が強く求められる。
もっとも安価で高い防刃性を持つのは、紙を束ねた雑誌であろう。

特に本のような紙の厚い束は高い抗切削性を示すが、これは漫画週刊誌程度でも簡易の防刃ボディアーマーとして十分に利用できる程で、日本では60年安保の際にデモ参加の大学生がハードカバーの本を胸や背中の下に入れたり、暴力団の抗争が盛んになった時期などにやくざが、あるいは抗争に明け暮れた1970年代の暴走族などが胴体に何冊もの漫画雑誌を巻き付けていたという話も漏れ聞かれる。ただ当然のことながら巻きつけた胴体以外は守れないため、日本国内でも防弾・防刃ボディーアーマーが入手できるようになると、こういった用法は廃れていった。

ボディアーマー - Wikipedia

しかしヤクザの出入りや学生闘争でもあるまいし、漫画雑誌を日々腹に巻いて身に纏い過ごすわけにはいかない。
防弾・防刃チョッキやジャケットは銃社会本場アメリカ製や、日本でも警邏中の警官が身につけているような物は効果は高いが仰々しく価格も高いものでは¥10万円以上もする。

その中でも「セルボア」という防刃Tシャツが最近登場していた。

防刃Tシャツ「セルボア」で身の安全を守る : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン
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株式会社日本ユニ、防刃シャツ、セルボアのコーナー。
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小さいサイズの物では2万円台からと比較的安価で、普段着として十分着こなせるほど薄くて軽いのも魅力だが、「鋭利な刃物(特に先のとがったアイスピックなど)での突き刺しには対応していない」というのが気がかりだ。出刃包丁等の突き刺しに対しても、多量の出血や内臓に達するほどの致命傷さえ防げれば価値は高いだが…。

FRP製の防刃チョッキも安価かつ軽量で着ていても違和感が覚えられない。背広を着ているときの着用に向いてそうだ。
軽量防刃チョッキ|防犯グッズ 護身用品なら「防犯百貨」
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防刃ベスト・防弾チョッキの詳細ページ FRP360度防刃ベスト
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しかし背中まで丸ごと防御できる物になると、重さが1.6kgにもなるのか…。

得物

スタンガンや特殊警棒は法律で禁じられているわけではないが、所持して見つかると非常に不審がられてしまう物だ。
日常持ち歩いてもおそれられない長物といえば、(松葉)杖や(折りたたみ))傘が挙げられるだろう。
護身と折りたたみ傘 - 教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1222647.html?ans_count_asc=2
市販の物でも十分に威嚇や刃物を持った犯人に対してリーチは稼げるし、素材や構造を改良すれば特殊警棒並みの威力も得ることができるだろう。さらにスタンガンや催涙ガスなども仕込む事もできれば心強いのだが…。
使い捨てカメラでスタンガン
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1072096474/l50
スタンガン製作スレッド
http://tmp.2ch.net/youth/kako/1014/10140/1014092798.html