デバイスドライバーが使えないIBM xSeriesのナゾ!?
このIBMのサーバー。
◆IBM eServer xSeries 306(2004年11月10日発表) - Japan
に今入っているWindwos2000Serverを消して、WindowsServer2003を入れたいのだが…。
◆xSeries 306 - SATAオンボードRAID -(0 or 1)機能付き Microsoft Windows 2003 Server 導入ガイド
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-02126FB
を見ながら、
◆サーバー - IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) ドライバー (SATA) (Windows 2000, 2003)
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-61866
このドライバーを入れようとしているのだが、入らない!
入れてもHDDが見つからないとかいってWindowsが入らないんだよ!!!
まだHDDに残っているWindows2000を立ち上げて、デバイスマネージャーを見てみたけど「Adaptec Embedded Serial ATA HostRAID」で間違いない。
なんでだぁぁぁ!?。
デバイスドライバーのファイル名まで見てみたら、
今、Windwos2000に入っているのは。
aarich.sys
入れようとしているインストールフロッピーの中に入っているのは、
aarsi3x.sys
…似ているけど違くね?
aarichってのは、Intel ICHのRAID用ドライバー
aarsi3xは SiliconImage Sil3512用のドライバー
…やはり違うもののようだ。
◆IBM eServer xSeries 306(2004年11月10日発表)製品仕様 - Japan
http://www-06.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/product/x306/spec.shtml
◆Intelの未発表チップセット「E7210」搭載マザーボードが発売に
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040221/etc_p4sci.html
コードネーム「Canterwood-ES」で呼ばれるE7210の特徴は、Pentium 4向けながらPCI-Xをサポートする点だ。PCI-XサポートのSocket 478マザーボードとしては、FSB 533/DDR266サポートのServerWorks製Grand Champion SLチップセットを搭載したTyan製「Trinity GC-SL」などがあるが、E7210はi875P/i865シリーズと同じくFSB 800MHz/DDR400をサポートするのが強みだ。
このスペックを実現しているのが、新たにサウスブリッジ側チップとして採用された「Hance Rapids」という大型チップで、これが独立したPCI-XバスとPCIバスを制御している。PCI-Xバスは64bit/66MHz対応で、PCIバスは32bit/33MHz対応。このほかの機能はi875P+ICH5Rとほぼ同じで、ICH5Rの持つSerial ATA-RAID機能やUltra ATA/100対応パラレルIDE、USB 2.0、i875Pの持つCSAインターフェイスなどにも対応している。ただし、「E7210」がAGPに対応しているかどうかは不明だ。
◆Intel、PCI-X対応Pentium 4チップセット「E7210」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0302/intel.htm
◆@IT:解説:チップセットがサポートするソフトウェアRAIDの実用性 1.IAA 3.5によるソフトウェアRAIDの構築と性能
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/kaisetsu/027intel_softraid/intel_softraid_01.html
2003年春にIntelがリリースしたチップセット「Intel 875P」ならびに「Intel 865G/PE/P」は、当初から2種類のICH(I/O Controller Hubいわゆるサウスブリッジ)が提供されている。通常版のICH5に対し、ソフトウェアRAIDをサポートするための機能が加えられたICH5Rの2種類である。ICH5シリーズの最大の特徴は、これまで使われてきたパラレルATAに加え、シリアルATAのサポートが加わったことだ。ICH5Rでは、シリアルATAポートに接続されたハードディスクに対してのみ、ソフトウェアRAIDを構成することが可能となっている。IDEハードディスクによるソフトウェアRAIDのサポートは、これまでも多くのマザーボードでサポートされてきたが、チップセットに内蔵されたのは、このICH5Rが初めてのことだ。
本記事で取り扱う「ソフトウェアRAID」とは、一見するとミラーリングやストライピングといったRAIDの機能を、ハードウェアRAIDコントローラだけで実現しているように見えるが、実際には内部でPCのプロセッサによるソフトウェア処理が大部分を占めている方式を指す。安価なRAIDカードは、この方式を採用していることが多い。OSだけで実現する純粋なソフトウェアRAIDのことではないので注意していただきたい。
Sil3512なんて乗ってねぇよ〜。Adaptec のSerial ATAのRAIDでも別物だよ!!Intelのサウスチップ使って擬似的にハードウェアRAIDやっているようなものじゃねぇか!!
あぁぁぁぁ〜今日中にインストール済ませてないといけないのにぃ…帰ってIBMに問いあわせたら間に合わないよぉぉぉ…。
結局。一か八かモノは試しとWindwos2000からaarich.sysやaarich.infやらのファイルのフロッピーにコピーして、適用にtxtsetup.oemやらを書いてみたらデバイスドライバーのインストールディスケットとして使えてしまった。
「ドライバにデジタル署名はありません」警告が何度も出たけど、無事にWindwosServer2003が入ってしまった…。
aarich.sysが2000と2003両方対応していてくれたお陰だ…。というかRAID再構成しないでおいてWindows2000を消さないでおいてよかった…。
同じ型番のサーバーでSil3512を使っている製品もあるから混在しているのか、ハナっから使えないデバイスドライバーをWebに公開しているのか…。とにかく一度IBMにゴルァしたい所なのだが・・・。