【ZDNet:エンタープライズ】UNIXサーバキラーのT-レックス「z990」
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0305/14/epn31.html
「UNIXやWindowsマシンが普及しきった今となっては、メインフレームなんて滅び行く恐竜だ!!」
なんて言われて始めてから、もう何年たっただろうか?
そう言われつづけながらもメインフレームはしぶとくのこり続け、今回の新型はそんな揶揄を皮肉るように「T-Rex」なんてコードネームまでつけている。
さらに処理能力もLinuxやインターネットへの対応も強化した、かつてのメインフレームからは進化しまくっている。もう恐竜なんてもんじゃないね、爆龍だ。(アバレンジャー ネタ。
メインフレームにまったく問題がないわけじゃない。下記の課題が泣き所。
- ソフトウェアがない。
- 扱える技術者が減ってきてる。
前者については「仮想マシン(VM)上でlinuxが何千台分!も同時にうごかせます」とかやってLinux上のInternet関連のサーバーアプリがうごかせられるとしても、後者の問題はいかんともしがたい。Linuxがわかってもその下で動かすメインフレームのOSやアプリがちんぷんかん。
UNIXやWindowsなら扱えますけど、カタログ?データセット!?なんですかそれ?!?!
アバレンジャーでいうならダイノガッツを持つ戦士が年々減ってきているのわけだ。
米国でメインフレームからUNIXやWindows(もあるのかな?)へのリプレースが進んでいる要因として、メインフレームを扱えるエンジニアの定年退職が迫っているのが大きいといわれている。「2007年問題」があるとといわれている日本なんかアメリカより稼動するメインフレームの台数が多いといわれているのに。大丈夫なんだろうか?