牛久で地ビール飲んできた

久々に牛久のシャトーカミヤに来てみたわけだが…。

一部の建物には立入禁止になってた。

一部店舗閉鎖のお知らせ 平素は格別のお引立てを賜り、厚く御礼申し上げます。シャトーカミヤでは、今般、飲食施設の一部である「富貴洞」、「カフェ アベイユ」、「パン工房」、および「ブライダル事業」につきましては、2011年12月末をもって閉鎖・休止させていただくことといたしました。なお、「ラ・テラス・ドゥ・オエノン(地ビールレストラン)」、「バーベキューガーデン」、「スーベニアショップ(売店)」につきましては、引き続きご利用いただけます。お客様には、これまでのご愛顧に対し、心より感謝を申し上げます。

  1. 富貴洞 2011年12月30日(金)<現在休業中>
  2. カフェ アベイユ 2011年12月30日(金)<現在休業中>
  3. パン工房 2011年12月30日(金)
  4. ブライダルサロン 2011年12月28日(水)
http://www.ch-kamiya.jp/close.html

なんでだろう…と建物をよく見てみたら…。

2008年4月の文化審議会答申を経て、2008年6月9日にシャトーカミヤ旧醸造場施設3棟が「最初期の本格的ワイン醸造施設」として、文部科学大臣から国の重要文化財に指定されました。
指定されたのは、「事務室」(現:本館)、「醗酵室」(現:神谷傳兵衛記念館)、「貯蔵庫」(現:レストランキャノン)の旧醸造場施設3棟。明治中期の煉瓦造建築として歴史的価値の高さと、当時の醸造方式を理解するうえで産業技術史における価値が高いという2点が評価されました。

http://www.ch-kamiya.jp/history/cultural_asset.html

日本初のワイン醸造場「シャトーカミヤ」(牛久市中央3丁目)が東日本大震災で被災し、国指定重要文化財の旧醸造場施設3棟が閉鎖されている。建物のレンガのひび割れや一部落下も確認されており、現在は区域を限定して営業を続けている。同園は「お客さまの安全が十分に確保できないかぎり当面の間、(3棟は)営業できない」と話す。
http://ibarakinews.jp/photo/13034791911712_1.jpg

茨城新聞クロスアイ

http://img.blog.ushikushi-keikan.com/20111229_2189732.jpg
重要文化財:シャトーカミヤの修復工事がまもなく始まります。311の東日本大震災で大きなダメージを受け、立ち入りが制限されていましたが、国の補助が決まりました。総額21億3千万円の工費の内、今回は9億6千万円で事業が決定しました。 全額、国から出るものではなく、国70%、シャトー30%でその中に牛久市が一部負担することになりました。3月から工事となります。牛久の宝であるシャトーの勇姿を早くみたいものです。(写真・震災前のシャトー本館)

復旧工事がまもなく始まります | 牛久市景観まちづくり

http://img.blog.ushikushi-keikan.com/20120218_2247581.jpg
連日の雪で大混乱の朝でした。昨年の震災で大きなダメージを受けたシャトーカミヤの本館にもうっすらと雪景色。来館者を遠ざけてから11ヶ月。その文化財の修復が3月から始まります。牛久の宝である神谷傳兵衛の遺跡の再開を楽しみにしています。

再開が待ち遠しいシャトーカミヤ | 牛久市景観まちづくり

…震災から丸一年を経ても、未だ残る傷跡が茨城にもあったのか…。
次に来る頃には癒えた姿を見ることができるだろうか。